第65回日本糖尿病学会年次学術集会のご報告
- イベント
- 2022.5.27
当科ホームページをご覧の皆さん、こんにちは。
本年5月12日から14日にかけて、神戸市にて日本糖尿病学会年次学術集会(JDS)が行われました。当科から多数の演題が出されましたので、写真を交えながら当日の様子をご紹介致します。
会場のポスター前にて。マスクとソーシャルディスタンスは欠かせません。
「膵切除術後糖尿病患者の安静時エネルギー代謝に影響を与える因子について」発表する柳町Dr
「『代謝的に健康な肥満』における糖尿病発症リスクの検討」について発表する水尻Dr
「血清アディポネクチン濃度の臨床応用は可能か?」について発表中の小野Dr
「糖尿病発症リスク評価のサブグループ解析」について発表する伊藤Dr
「栄養摂取との相互作用を考慮した2型糖尿病関連遺伝子の解析」について発表して来た西谷Dr
「膵全摘術後膵性糖尿病患者の安静時エネルギー代謝の特徴について」口頭発表する三橋Dr
「コレステロール搬出能(Efflux)に着目したイソラムネチンのインスリン分泌に及ぼす作用メカニズムの検討」という演題を口頭発表中の松木Dr。手前は当科の大門眞教授。
「RAGE によるマクロファージ活性化はインスリンシグナルと逆行性軸索輸送を減弱させ糖尿病性神経障害を悪化させる」という演題を発表し、若手研究奨励賞を見事!受賞した遅野井Dr
上記のほか、松橋Dr が「SGLT2 阻害薬の投与時期が血糖コントロールに与える影響に関する検討」について、山一Dr が「膵切除における糖尿病発症時期別のインスリン分泌能と血糖コントロールについての検討」、竹内Dr が「日本人における成人膵部分切除による膵内分泌細胞に対する病理学的検討」について現地で発表し、充実した学会となりました。