診療案内

診療案内

外来体制

糖尿病、内分泌、脂質代謝異常、膵疾患の各分野あわせて、毎日10人前後のスタッフを配置し、平日はどの曜日に来ても専門医の診察が受けられるように工夫し努力しています。

入院体制

指導医、病棟医、後期研修医がチームを組んで、 2グループにて専門診察に当たっています。12人のスタッフを配置し、きめ細かな診療を行っており、さらに研修医や医学生に対しても十分な指導を行っております。

入院疾患名(2024年度)

疾患名 患者数
2型糖尿病 294人(64.4%)
バセドウ病 13人(2.8%)
緩徐進行1型糖尿病 12人(2.6%)
1型糖尿病 11人(2.4%)
原発性アルドステロン症 11人(2.4%)
肥満症 11人(2.4%)
下垂体機能低下症 10人(2.1%)
副腎腫瘍 10人(2.1%)
サブクリニカルクッシング症候群 7人(1.5%)
低ナトリウム血症 5人(1.0%)
膵性糖尿病 5人(1.0%)
先端巨大症 5人(1.0%)
バセドウ病眼症 5人(1.0%)
下垂体腫瘍 3人(0.6%)
劇症1型糖尿病 3人(0.6%)
ステロイド糖尿病 3人(0.6%)
その他 48人(10.5%)
総 数 456人

専門診療の内容

表に示すように 内分泌代謝領域の疾患を網羅しております。

糖尿病診療について

糖尿病診療では、他院から紹介された患者さんに対して、外来で栄養指導、インスリン自己注射指導、血糖測定器使用の指導などを行っており、専門看護師による糖尿病足病変に対してのフットケアも行っています。加えて糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群など緊急症にも対応しています。また、糖尿病腎症合併患者さんに対する透析予防外来も開設し、医師、看護師、栄養士などの多職種が関与した診療も行っています。外来でのCGM(持続血糖モニタリング)も積極的に施行し、入院症例とあわせて100 名以上の患者さんの血糖コントロールに役立てました。

このほか、身体のインスリン必要量に合った少量の超速効型インスリンを体内に注入する携帯型の小型機器を用いたSAP(CGM センサー併用型インスリンポンプ)療法を導入し、1型糖尿病の方々への治療に応用しております。糖尿病は院内紹介も多く、他科入院中の患者さんも幅広くサポートしています。主に初期治療の際に行われる糖尿病教育入院は、約2週間の短期入院とし、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士からなるチームが週一回のカンファレンスを行いながら、多方面からのサポートを実現しています。

内分泌診療について

内分泌の診療は、視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、副腎、性腺など幅広いホルモンを作り出す臓器と、ホルモンの標的となる血管、骨や筋肉、脂肪など、まさに全身を守備範囲としています。ホルモン過剰症や低下症を正確に診断し、適切なホルモン調節をすることで、生命の恒常性を保つ大切な診療を行っています。また、甲状腺や副腎の悪性腫瘍、膵臓の神経内分泌腫瘍の内科治療も当科で行っている他、内分泌腫瘍の外科治療については、視床下部・下垂体疾患は脳神経外科、甲状腺と膵臓の疾患は外科、副腎疾患の局在診断については放射線診断科、副腎手術は泌尿器科など、多くの科と連携しています。近年、進行悪性腫瘍に対して広く使用されるようになった免疫チェックポイント阻害剤は、全身の臓器に免疫関連有害事象を起こすことがありますが、内分泌臓器では下垂体、甲状腺の機能障害が高率に発症します。悪性疾患の診療に携わる全ての科と連携し、その管理を行う大切な役割も担っています。

肥満症診療について

肥満症診療では、他院から紹介された患者さんに対して外来で食事や運動に関するアドバイス、肥満に起因する健康障害(糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、心不全、脳卒中、月経異常など)の治療、必要に応じて肥満症そのものの薬物療法を開始することで医学的に適切な減量を目指します。さらに、入院での減量治療や消化器外科と連携した減量代謝改善手術も行っています。

膵疾患診療について

膵疾患診療では、慢性膵炎等の影響で生じる膵内外分泌機能不全に伴う消化吸収障害や膵性糖尿病に対しての治療を行っています。膵疾患による栄養状態の悪化を防ぐためには十分な食事摂取、膵消化酵素補充療法、インスリン補充療法が必要であり医師、看護師、管理栄養士で連携をとりながら診療にあたっています。また、膵癌や胆管癌などで膵切除術を受けられた患者さんにおきましても消化器外科と密に連携をとりながら膵外分泌機能不全に対しての内科的治療を行っています。

肥満症や膵疾患などの治療にあたり、当院では「肥満症・栄養治療センター」を設置し診療科の垣根を越えて多職種連携によるチーム医療を実践しています。

ページトップへ戻る